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もしもミシンが使えたら

もしもミシンが使えたら。。。#042 デニムのワークパンツをジーンズに変更、そして完成の巻

「ミシン君、ここ、いけるかい?」
「いや、ちょっと、正直きびしいです」
「よし、じゃあ、ここは手回ししようか」
「それなら、大丈夫かもしれません。がんばりますので、よろしくお願いします」
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デニムなど厚手の布地については、「家庭用ミシンで縫えますか?」というお問い合わせを頂きますが
2枚を合わせて縫うのは、ある程度のミシンであれば、大丈夫だと思います。
が、問題は3枚、4枚と重なった部分。
職業用ミシンを含め、家庭用のミシンはパワーはもちろん、押さえの力に限界があるので
そんな難所にさしかかったときには、ミシン君を助けてあげてください。

あとは、しつけをしっかりして(cloverさんの仮止めクリップが便利です)、ゆっくり縫えば大丈夫です。
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いつものワークパンツで裁断をしていましたが、ドーナツボタンとリベットが届いたら
「やっぱジーンズつくろう!」って、なりまして。。。
予定を変更、前ポケットをサイドポケットに、後ろパンツに切り返しパーツを追加。
ラインはワークパンツのまま、ジーンズをつくりました。

 

ボタンとリベットは、アンティークとシルバーで、デニムのトーンに合わせました。
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付け位置に裏からピンを挿して
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ピンにボタンを挿して、ドーナツ穴部分にこの工具を差してハンマーでコンコン。
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取り付け完了。
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ボタンホールはコンピュータミシンでやっていましたが、「厚いけん、手でやった方がいいよ」とミホ先生。
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気合いでかがりました。
R0103706

 

では、まず1本目。コットン×無地(インディゴブルー)×デニム(13oz)
161105_a

 

ハリコシ程よく、打ち込み軽めで、馴染みやすいデニムです。
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マットシルバーのボタンとよく合う色味。
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ポケットはストライプのサージにしてみました。
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2本目はコットン×無地(インディゴ)×デニムストレッチ(13.5oz)。
161107_a

 

打ち込みバッチリ。パリッとしたハリが心地よいデニムです。
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気合いでかがった、ボタンホール。
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ミホ先生からは「芯が出てきとうよ、粗くない?」と突っ込まれましたが、味があるのでOKです。
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ちなみに、靴はshoe lab noppo(シューラボ・ノッポ)さんで、つくってもらったポストマンシューズです。
幅広&甲高で、ふつうの革靴は羽根の間がひろがってしまい、かっこ悪かったのですが
なんてったってオーダーですから、この通りバッチリ。ジャストフィットで疲れません。
※レディースもオーダーできますし、靴づくり教室もあります。
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以下、製作のまとめ。

その1)コットン×無地(インディゴブルー)×デニム(13oz)のジーンズ

<材料>
表地)コットン×無地(インディゴブルー)×デニム(13oz)(@1,510×2.3m=3,473)
ポケット袋布)コットン×ストライプ(キナリ&ネイビー)×サージ(@1,080×0.3m=324)
接着芯)接着芯_コットン&ポリエステル(ネイビー)_薄地・普通地用_全5色(@500×1.1m=550)

 

その2)コットン×無地(インディゴ)×デニムストレッチ(13.5oz)のジーンズ

<材料>
表地)コットン×無地(インディゴ)×デニムストレッチ(13.5oz)(@1,510×2.3m=3,473)
ポケット袋布)コットン×ストライプ(キナリ&ネイビー)×サージ(@1,080×0.3m=324)
接着芯)接着芯_コットン&ポリエステル(ネイビー)_薄地・普通地用_全5色(@500×1.1m=550)

 

 

 

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