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BOOK #012 Secori Book vol.1

update

この本との出会いは1通のメールがはじまりでした。

「Secori Galleryという企画をしております、宮浦と申します。本日はじめてfab-fabricさんのことを知りました。非常に魅力的なご活動で、ぜひお話させていただきたいのですが、福岡の店舗にお邪魔すればお話させて頂くことはできますか?」

「お話?、Secori Gallery?」となって、WEBで検索して、サイトを見させて頂くと。。。。

Secori Gallery

はて、どんな活動をされているのだろう?と、aboutをクリック!

「ファッションデザイナー?ものづくり?」

はて、fabちゃんとしては、何かお役に立つお話ができるだろうか?と思いながら

「僕たちのことでよろしければ、お時間のゆるす限り何時間でもお話しさせて頂きます(笑)福岡にお越しの際はぜひお立ち寄り頂ければと存じます。」

とお返事していたところ、「では、月末に参ります!」のリターン。

 

そして、先日こちらの本と一緒にスタジオにお越し頂いたのであります。

Secori Book vol.1

布屋さんになろうとしたきっかけや、取り扱っている布地のこと、スクールのことから、野望まで

いろいろお話しさせて頂きました。予定されていた時間をオーバーしたんじゃないかなというぐらい(笑)

 

そして、お帰りになった後、こちらの本の一文を読んで、ようやく「どうして、ぼくたちの話を聞きに来て下さったのか」がわかりました(遅い!)

以下、「日本のテキスタイル産地特集」の冒頭より引用です。

世界でトップと言われてきた日本のテキスタイルだが、長年に渡り日本のアパレルは価格競争に乗り、生産を海外に移すことでテキスタイルの国内需要が激減し、産地の衰退が年々進んでいる。この問題に取り組むことが、Secori Galleryの活動のひとつである。

莫大な量の生地を一度に織り、大量の同型商品を生産費の安い国で大量に生産することで、原価は安くなり多くの人が安い価格でそれらを手に入れることができる。買い手も作り手もそれで幸せならいいのではないかという声が聞こえてくる。

どちらが良いかという話はさて置き、少なくとも問題と定義できるのは、国内需要の減少により、日本の産地の経営が厳しくなり、年々工場の数が減ってきていること。そして、先人達が残してきた技術が次の世代に継がれないまま、伝統が途絶えてしまう危機にあること。そういった問題に直面し、再考すべき時代に僕らは生きている。 

ほんとうに、そうなんです。

つくるひとが減る>需要が減る>安売り競争>安く売れる商品(布地)をつくる>いいものが減る>つくるに足りない布地でつくる
>やっぱり服をつくるのはむずかしい

この負のスパイラルに歯止めはかけられるかどうかは別にして、fab-fabricでは

いい布地の価値を作例を通して>きちんとお伝えして>つくりかたもできるだけくわしく公開して>つくってみようかなと思う人が増えて
>つくってもらって>服ってつくれるんだぁと思ってもらって>服づくりを続けてもらって>いい布地がきちんと流通する環境をつくりたい

そんなことを考えています。

 

産地のみなさま!

fabちゃんもがんばりますので、いい布地を宜しくお願い致します。

産地の風景をみて、いつかはfabちゃんのオリジナル布地をつくりたいなぁ、なんてことを思うのでした。

 

 

ちなみに、こちらの「Secori Book vol.1」、Secori Galleryさんのサイトのcontactからメールでお問い合わせ頂くと

お取り扱いの書店さんをご案内頂けるようです。