「しつけ」をした方が良い場合
まち針できちんととまってくれたら、いいんですが
「厚地でまち針を打ちにくいとき」
「縫い合わせる布の形が違うとき」
「仮どめしてサイズ等を確認したいとき」
などの場合には「しつけ」をかけます。
「しつけ糸」は使い始めが肝心
「しつけ糸」は1本の長い糸を輪にした状態で束ねられているのが一般的です。
(色は白・ピンク・青・黄色がありますが、違いはありません。)
いきなり使い始めると、絡まったり、引き抜きにくかったり、しつけ作業が嫌いになります。。。
使い始めるときに絡ませないように、使いやすいようにセットアップするのがポイントです。
※fab-Tubeに扱い方をまとめています。
<基礎>
・使い始めるときに「つかいやすい状態」にする
・まち針だけでは布がズレそうなときに使う
・ 縫い代側に少し寄せた位置にかける
fab-Tube #053 しつけ糸の扱い方
fab-Tube #054 しつけのかけ方
<コツ>
・布は小さめにすくう方がしっかりとまる
・テーブルの上で作業するとスムーズ
・厚地の場合は「2本どり」で。しっかりとめたい時には間隔を短く
<NG>
・縫い線にまたがっていると、ほどきにくい
・大きな等間隔で縫うとしっかりとまらない