きょうは作例をご紹介しようと思っていましたが、雨でどんより、撮影を断念しました。
まったくもって、れにでざぁ、さたでず、おーるうぇいずげっみーだうん。
遂に更新記録も途絶えたかに見えた、その時、ひと筋の光が差し込みました。
「コレコレ。僕らにはコレコレがあるじゃないか!」
ということで、久しぶりにコレコレ(これをつくるんだったら、これですよ)を3点ご紹介します。
コレコレ1)これをつくるんだったら。。。
五角形のワンピースとトップ(かたちの服」 濱田明日香 著 )
五角形の下辺片側を裾にしたアシンメトリーのシルエット。
平置きすると、「これ着られるの?」だけども、着るとドレープで全体がまとまり、「いいじゃん!」です。
これですよ!その1(本命)
コットン×無地(ダヴグレー)×天竺ニット(1,510yen/m)
・細糸で編まれた、天竺ニット
・ふんわりとして、しっとりした手触り
・やわらかさの中に、コシがあります
・うっすら透けがあります
・伸縮率:約1.3倍
これですよ!その2(雰囲気アレンジ)
リヨセル&ポリエステル×無地(チャコールグレー)×天竺ニットワッシャー(1,820yen/m)
・リヨセル(テンセル)&ポリエステル紡糸の天竺ニット
・立体感があり、表情豊か
・しっとりとやわらかな手触り
・なめらかな光沢
・あまめの編みは、うっすら透けがあります
・伸縮率:約1.4倍
これですよ!その3(意外にぴったり)
レーヨン&リネン×幾何学模様(ベージュ)×天竺ニット(1,510yen/m)
・レーヨン&リネン混紡、ポコポコとしたネップのある天竺ニット地に、水彩画タッチの幾何学模様プリント
・さらりとして、なめらかな肌触り
・マットで落ち着いた光沢
・クタクタとしたしなやかさ
・薄手のニット地で、透けがあります
・伸縮率:約1.3倍
・布地の厚さ:0.42mm
コレコレ2)これをつくるんだったら。。。
ドットフレアワンピース(「ミシンときどき手仕事の、楽しいワンピース」 松井翠 著 )
クラシック、レトロ。ドットはノスタルジックにはまりますなぁ。
これですよ!その1(本命)
コットン×水玉(ブラック&ダブグレー)×ローン_全2色(1,290yen/m)
・薄くて透けのあるローン地に、ランダムな水玉プリント
・さらりとなめらかな表面
・程よいハリとやわらかさ
・ふんわりとかるいです
・布地の厚さ:0.2mm
これですよ!その2(雰囲気アレンジ)
コットン×フラワー(スモークブルー)×ローン刺繍_全4色(3,240yen/m)
・薄く透けのあるローン地に、サークル型のフラワー刺繍(直径約5cm)
・コロリとした山高い刺繍は、ボリュームと上品なツヤがあります
・程よいハリとやわらかさ(刺繍が芯となっています)
・布地と同色刺繍の組み合わせは、ひかえめな華やかさがあります
・ホワイト〜ダークカラーを中心とした、落ち着きある全4色
・布地の厚さ:0.18mm(刺繍部分:0.75mm)
これですよ!その3(意外にぴったり)
コットン×幾何学模様(エメラルドグリーン)×ジャガード_全2色(1,830yen/m)
・タテは晒糸、ヨコはカラー糸で複雑に織られた、ジャガード地
・布地幅いっぱいに、流れるような大胆なライン
・しっとりとした手触り
・織り柄に沿って、くったりとしたやわらかさあります
・厚さはやや厚手のシャツ地程度、一枚でも透けません
・布地の厚さ:0.4mm
コレコレ3)これをつくるんだったら。。。
ヒッコリーパンツ(「スタイリスト佐藤かなが作る女の子に着せたい毎日の服」 佐藤かな 著 )
ちびっこはずるいねぇ。このアンバランス加減、かわいいもん。
これですよ!その1(本命)
コットン×ストライプ(インディゴ&キナリ)×デニムヒッコリー(1,290yen/m)
・インディゴ&キナリの組み合わせ、1.5mm幅のストライプ
・さらりとした手触り
・ハリが強すぎず、クタクタとしたやわらかさがあります
・しっかりとした織りは丈夫です
・布地の厚さ:0.68mm
これですよ!その2(雰囲気アレンジ)
コットン×ストライプ(キナリ&オリーブ)×ヘリンボーン(1,400yen/m)
・2.5mm送りの細いストライプ、デニムヒッコリー
・さらりとした表面
・パリっとしたハリがあります
・ふっくらとしたラインのアーミーカラーは、やわらかな雰囲気です
・布地の厚さ:0.72mm
これですよ!その3(意外にぴったり)
コットン&ポリウレタン×水玉(ダークネイビー&アイボリー)×チノクロス・ストレッチ_全2色(1,400yen/m)
・チノクロスストレッチ地に、大きな水玉プリント
・さらりとしてやわらかみある表面
・適度なハリとコシの中に、ヨコ伸びストレッチ(伸縮率:約1.1倍)は、身体に馴染みやすいです
・布地の厚さ:0.54mm
服をつくるのは楽しい。
でも、布地を選ぶのはもっと楽しい。
コレがありだったら、コレもありなんじゃないか?と、いろいろ妄想を巡らし、考えるための
ヒントになりましたら。