「今年こそウールでパンツつくんぞ〜」と思いながら、裁断の途中で止まっていたツイードのパンツ。
きょうからようやく再開、接着芯を貼りました。
ふだんは前あきの「持ち出し」「見返し」に全面と、「ポケット口」に貼っていますが
ツイードは織りがあまいので、パリッと仕上げるべく
後ろポケットの「フラップ」と「ベルト」にも、全面貼ります。
使うのは、「アピコ接着芯」。
アピコ接着芯は「薄地タイプ」と「中厚地タイプ」の2種類取り扱っていますが
ウール>パンツのパーツをパリッと仕上げたい時には、「中厚地タイプ」です。
注意したいのはパーツの全面に接着芯を貼る手順。
接着芯はアイロンの熱で縮みますから、パーツのサイズに切り出した布地と接着芯を貼り合わせると
小さくなってしまうことがあります。(織りのあまいものは特に)
「ポケット口」以外はパーツの全面に接着芯を貼るので
布地をパーツに沿って粗裁ち→接着芯を貼って→パーツに切り出します。
1)布地をパーツに沿って粗裁ち
2)粗裁ちしたパーツを型紙がわりにして、接着芯をカット
3)アイロンをすべらせずに、上からかるくおさえて接着。(冷めるまで、動かさない)
4)正確なパーツの大きさに切り出す
裁断、接着芯貼りまで完了!
明日、縫製して完成です(たぶん)