見た目はきれいなダルトーンのTシャツ。
こだわったのは「肌触り」です。
素材はコットンとモダール(パルプ原料の再生繊維)ハーフの紡糸。
その30番手の細糸で密に織られていて
なめらかな光沢があり、シルクのような風合いがあります。
同じ素材の60番手糸で織られたものとお値段を含めて比較しましたが
風合いにお値段以上の「絶対的な差」があって
迷わず30番手をチョイスしました。
いやらしい話ですが、60番手の方がお値段的には「売りやすかった」し
「売れた」かもしれません。ただ、60番手の風合いのものだったら
「わざわざつくらず、普通に買った方が早い」、そう思います。
さらに、いやらしい話ですが、この30番手の天竺ニットでつくったTシャツ。
アパレルブランドで購入すると、いいお値段になると思います。
もちろん、デザイン、縫製、ブランド価値のもろもろがあってのお値段ですし
価値観もあるので、それ自体が「高い・安い」ということではないのですが
わかりやすく言うと、そういういいものにつかわれる素材です。(うまく書けなくてすいません)
身内の話で恐縮ですが、ミホ先生がよく言いいます。
「じぶんでつくったら、いい布地でつくれる」
至極あたりまえすぎて、「それ、つくれるひとの論理だから」と
以前はスルーしてましたが、さくさくと簡単にTシャツをつくって
「ねっ、ス○ドレーのみたいやん、細糸でさぁ」と
完成品を持ったきたのをみて、なるほど「じぶんでつくったら。。。」は
真理だと。。。
せっかく、つくるんだったら「いい布地」でつくってもらいたい。
そう思う布地です。
製作のまとめです。
<材料>
「コットン&モダール×無地(パールグレー)×天竺ニット」(@1,680×0.8m=1,344)
そのほかの材料
ストレッチ伸び止めテープ(12mm幅×60cm)
<パターン>
オリジナルパターン#001_Tシャツ&ロングスリーブTシャツ_9号
<製作時間>裁断〜完成まで
3時間