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オリジナルパターンのおはなし

最初に考えていたパターンは大きな紙にいくつかのサイズが印刷された一般的なもの。
デザインをパタンナーさんとつくる→印刷会社へ入稿→完成!
正直、簡単に考えていました。

このパターンは使いやすいのか?ほかと何が違うのか?
キレイなパターン商品がたくさん売ってるなか、こりゃ面白くないなぁと。

じゃあ、どうすればパターンはもっと使いやすくなるか?

そこから、あらためてオリジナルパターンづくりをはじめました。
そして、じぶんたちが目指すべき「最高のパターン」のスペックは次のようなものでした。

・実寸大であること
・縫い代がついていること
・各パーツがカットされていること

さらに、その用紙は繰り返し使用できる、厚みとコシがあること等々。
だからといって、価格は手頃じゃないとやる意味がない。

で、もろもろを乗り切るためのアイデアはじぶんたちで手をかけてコストを圧縮する(笑)
なんとも超・零細企業 らしい手法でした。

手順書もじぶんたちでデザインして、プリンターで出力。
表紙をつけて1冊1冊ミシンで縫って仕上げます。
今ではこのやり方の方が、らしくてよかったと思っていますが。

また、前・後身頃等のパターンは左右対称になっているので
柄合わせが簡単ですし、厚地物でも誤差が出にくいなど
初心者の方でも使いやすいようになっています。

サイズは7号・9号・11号の3つ。
プライスは「こりゃ、安いよぉ」「赤字じゃなければいいよ」という会議を経て
840円(税込)〜。

 

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