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現在進行形の未来形について。

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「いつもブログ見てます」というメッセージを頂くたびに、「こりゃあ、休むわけにはいかないなぁ」と思います。
ブログに書くことは、基本的に「過去」のことです。
直近の「過去」を振り返りますと、月曜日も火曜日も、夫婦共共フルイニング全力投球していました。

が、ご紹介する作例も、ことさらご紹介したいMONOもBOOKありません(笑)
いろいろしていたんですが、不思議です。

 

ならばと、今日は「未来のこと(=現在、計画していること)」を書いてみようと思います。
ずばり、あたらしいオリジナルパターンをつくります。

既に2つ新作が完成しています。
テーマは「シンプル+スタンダード+アレンジャブル 」
シンプルをテーマにしたソーイングパターン集は多いのですが
簡単さ、つくりやすさを追求し、完成させることに重きがおかれ過ぎた結果
せっかくつくったのに、外で着るのには「なんとなく気が引ける服」だったり
作例のモデルさんが着てたのと「イメージが違う服」だったり
してるんじゃないかと。

かといって、次のステップはグンとハードルが上がって「服飾造形の基礎」など
デザイナーを目指す人向けの専門的な内容になってしまう、この両極端の間を
カバーするパターンがいるんじゃないかと。

「ということは、初心者にはむずかしいパターンですか?」と思われるかもしれませんが
今日的ソーイング(=服づくり)にテクニックはあまり必要ないのではないかと思っています。

僕はサイトのAboutのページにこう書いています。
「じぶんのレパートリーにない料理でも、しっかりしたレシピと食材がそろえば
なんとかなるように、わたしたちが考えたレシピ(パターン)や集めてきた食材(布地)で
ソーイングを「特別なこと」から「ふつうのこと」にしたいと想っています」と。
便利な道具は多いし、ミシンは進化しています。
テクニックもあるに越したことはないですが、テクニックというより
コツのような経験知の方が重要で、これは読んで字の如く
学ぶというより経験することで身につくものだと思います。

この前、ミホ先生が15年前につくったコートを見たら、背中の部分の柄がずれていました。
そして、彼女はいつもこういいます。
「ソーイングは急にできるようになったりしないから」と。

ただ、つくれるようになるまでがむしゃらに修行を積むようなことは必要ではなくて
楽しみながら、コツがつかめてきて、もっとつくるのが楽しくなるような
環境なり、道具なりが必要ではないかと。

なかでも、重要なのがパターンづくりだと思います。
実物大パターンの上に、ハトロン紙を重ねて、書き写して、切り抜いて
さらに、切り抜いたパターンを布地に重ねて、裁断して。。。
コピー&カットを繰り返せば、いくら慎重になろうともズレが出てきます

これが僕たちが「カット済み縫い代付きパターン」にこだわる理由です。
パターン通りに裁断して、ゆっくり丁寧に縫い合わせれば
気後れするどころか、自慢したくなる服が出来上がる。

これを繰り返して、自然と経験知とテクニックが身についてしまえば
実物大パターンから、写しとったパターンでも
多少のミスをテクニックで回避しながら、うまく縫えるんじゃないかと。

じぶんで服をつくるための服地はまだまだ少ないですが
売るほどオンラインストアに並んできた(笑)ところで
できるだけ近い「未来」に、あたらしいオリジナルパターンを
ご紹介できるようにと思っていますので、どうぞ宜しくお願い致します。

一筆箋にかける文量を目指していたんですが
一冊書き終わる量になってしまいました。
チャンチャン。