きょうは笹原のりこ著「さり気なく甘い服」より、こちらのフレアスリーブカットソーの作例をご紹介します。
布地の選びのポイントとなるのは、「ドレープ性」と「落ち感」。
フレアスリーブのやわらかなドレープラインを出しながら、全体をストンとした雰囲気にまとめたいところです。
今回はこちらのリネン×ミックス(グレー)×天竺ニット_全3色でつくってみました。
シルエットが大きくなりがちなフレアースリーブですが、パネルラインの切り替えで、すっきりまとまっています。
カラーの濃淡とバイアス柄は奥行きがあり、フレアースリーブとの相性もぴったり。
リネン100%。シャリ感があって、ベタつきにくいのもポイントです。
フレアスリーブはアームホールが控えられた安心設計&涼感も兼ね備えた構造です。
製作のまとめです。
<材料>
リネン×ミックス(グレー)×天竺ニット_全3色(@2,160×1.4m=3,024yen)
そのほかの材料
伸び止めテープ12mm×0.3m(肩) 6mm×1.7m(袖ぐり)
<パターン>
着こなしを楽しむベストアイテム さり気なく甘い服 (笹原のりこ 著)
<つくりかたのポイント>
・形崩れ防止に肩と袖ぐりに伸び止めテープを貼っています
・袖はバイヤスに地の目を合わせて、左右対称になるように裁っています
・布地が安定しているので、スイスイ縫えます(ニットがはじめての方にも)
<製作時間>縫製〜完成
4時間