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もしもミシンが使えたら

もしもミシンが使えたら。。。#047 クライミングパンツをつくる(縫製〜完成)

縫製はたのしい。
手のひらから伝わるミシンの振動は、スポーツカーのアクセルペダルを踏みこんだ時の高揚感に似たものがあります。

ただ縫製といっても、ミシンをさわっている時間は案外少なく、アイロンで整える、しつけをするといった時間の方が圧倒的に長いものです。

だから、時短につながるアイロン定規や、
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仮止めクリップが大好きです。
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もちろん必要に応じてシルクピンも使いますが、大切なのは「しっかりとまって、ずれないこと」なので、しつけは必要最低限にして、サクサク縫いたいものです。
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ホームソーイングは料理で云えば家庭料理なので、基本は基本でおさえつつ、つまるところ自己流でいいと思います。
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ソーイングもあまり気負わず、おいしそうな食材を選ぶように布地を選びを楽しんで、便利な道具をつかいながら、たのしい縫製を満喫することこそが上達への近道だと思います。
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縫い線が少々曲がったところで、
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ファスナーのとめ位置が微妙にずれたところで、
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できあがった料理を食べるの(=このパンツをはくの)は僕なのでOK。全く気にしません。(見た目よりも価値観の問題で、気になるなら縫い直しますが、体勢に影響なしと思えば、次回がんばろうでOKです。)
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時に縫いあわせる順番が混乱しそうになりましたが、
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確認しながら縫えば、
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確認しながら縫えば、、
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確認しながら縫えば、、、
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なんとかゴールできます。
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ポケットがなんか不格好だなと思ったら、ダブルステッチにしてなかったり。(脇を縫う前でセーフ)
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穴かがりがギリギリだったりしましたが、「案ずるより...。」です。
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久しぶりの縫製、たのしかったです。
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太ももが太く、太ももにサイズを合わせると、
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既製のパンツはウエストがブカブカだったりするのですが、
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ゆとりがありながら、おしりに余裕が出すぎず、
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ぴったりです。
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ほんのり起毛していて、肌触りがいい、やわらかなヘリンボーン。
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おすすめです。
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製作のまとめ。

<材料>

コットン×無地(カーキ)×ヘリンボーン(@1,430×2.0m=2,860)

コットン×無地(キナリ)×サージ(@990×0.5m=495)

接着芯_ポリエステル&コットン(オフホワイト)_薄地普通地用_全3色(@600×0.3m=180)

3cm幅のゴム 0.9m

ナイロンテープ(ウェビングベルト) 1.3m

アジャスターバックル 1個

ファスナー 15cm×1本

ボタン 15mm×1個

 

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