fab-fabricでお取り扱いする布・生地のほとんどは「アパレル仕様の服地」です。
また、そのほとんどは「国産」のものですが、「イタリア製」も1割ほどあります。
今年の1月フランスとスペインの生地屋さんをぐるりとまわり、かの地の「服地の少なさ」に驚きました。
生地屋さんはセール中といったこともあって、結構な賑わいですが
服地は高級なものが多く、バリエーションが少ない(コットンやリネンのカジュアルなものは少ない)。。。
リバティはこちらでも人気者でしたが。。。(ちなみにこちらではイギリス製の135cm幅で、日本製のものより若干生地が厚め)
売り場にはインテリア用の生地がまさしく「幅をきかせて」いました。
価格はというと、日本より高いかも?です。(日本が安すぎる?)
もちろん、品質次第ですが、「特に安くはない」が印象でした。
さらに、某国のお金持ちがウールをたくさんお買い求めで相場も上がり気味だそうです。
それが日本に運賃をかけて運ばれてくるのですから、当然相応のお値段がします。
ですが、国産のものにはない「色の深み」「風合い(厚さ・やわらかさ)」「細かな装飾」は少々ムリをしても
揃えてしまいます。
特に、今回アップした「ウールのヘリンボーン」は定番の素材×織り柄なので、これまでもいくつか仕入れるチャンスはありましたが
「これは大手の布地屋さんが取り扱ってもらえばいい」とスルーして、ウールヘリンボーンの仕入は「いいものをみつけるまでは」
と我慢してました。そして、見つけたのがこの2つ。
せっかくつくるんですから、「ながく使って頂ける品質」にこだわりました。
だからといって、高価すぎず、お値段はとっても手頃なものを選びました。(ここもこだわります)
また、ウールモヘア×ミックス(ピンク&グレー)×ループツイード_イタリア製は国産ものにはない色のトーンですし
ていねいに絶妙なバランスで織られています
そんなこんなで今週もよろしくお願い致します。