今回は「子どもだってきちんとした服 ニューヨークの子ども服 3歳から8歳まで」(尾方裕司 著・文化出版局)から
こちらの「パーカ」をつくってみました。(写真小さいですね。。。でも、この写真しかないんです。)
材料は「ウール×無地(ネイビー)×メルトン」をつかいました。
<布地選びのポイント>
本の作例ではフリースがつかわれています。
たしかに、あたたかくて、かるくていいとは思うんですが
「フリースのパーカ」は既製服でたくさんあるので。。。
買った方が。。。です。(小声)
それで、ふつう「パーカにつかわれない素材」でつくってみようとなって
思いついたのが「メルトン」でした。
こちらのメルトンは
・厚手のフエルトのようなやわらかな風合い(ふつうのメルトンはガチッとしてかたいです)
・裁ち端は切りっぱなしでもほつれにくい
・シンプルなデザイン+アクセント(ボタン・ステッチ)がよく似合う
ので、これならいけるだろうと。。。
メルトンはコート用布地の定番(Pコート)ですが、こちらのメルトンはあの特有のガチッとした感じがなく
コートはもちろんですが、小物やバッグ、ルームシューズ等にもおすすめです。
では、出来上がりです。ユニークさの中にも、落ち着きがある。見習いたいところです。
ステッチがいいアクセントになります(糸は生成をつかいました)
※作例は5・6歳用サイズでつくりました
<材料>
ウール×無地(ネイビー)×メルトン @2,400×0.85cm=2,040.-
そのほかの材料
・オープンファスナー(41.5cm×1本)
<パターン>
「子どもだってきちんとした服 ニューヨークの子ども服 3歳から8歳まで」(尾方裕司 著)
<つくりかたのポイント>
・裁断は布地に厚みがあるので1枚ずつ裁つとズレがでません(「わ」にして裁つとずれやすいです)
・ステッチがアクセントになります(黄色や明るい赤もかわいいと思います)
・前中心の重なりは厚みを出さないためにポケット付けは左右の前身頃を中表に合わせて中心に
しつけしたあと、ポケットを出来上がり位置に上から重ねてポケット口以外にステッチをかけました
<製作時間の目安>裁断〜縫製まで
4時間
製作の模様はこちらのfab-Tube動画で。
このほかの布地では、こちらのメルトンも落ち着いた色味でイメージ通りに仕上がると思います。