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もしもミシンが使えたら

もしもミシンが使えたら。。。#013 クラフツマンエプロン(型紙をつくり裁断するの巻)

「時はきた。それだけだ。。。」
あるプロレスラーは決戦を前にしたインタビューでこう意気込みを語った。
今、僕にもその「時」がやってきた。

昨年シャツが完成したら、つくりたいと思っていた「クラフツマンエプロン」。
いよいよ、その製作に着手するのだ。

まずは、型紙をつくる。
「もう、直裁ちでいいんじゃない?」と、ミホ先生。。。

「もう?」「馬鹿云うんじゃない!」
男はそう吐き捨て、ハトロン紙をひろげた。
もちろん、シャープペンシルなど脆弱なものはつかわない。
鉛筆で、男らしい直線を引きたいからだ。
そして、クラフツマンはエプロンの消耗が早い。
それを見越して、次なる1着のために型紙を製作するのである。

男のエプロンの本 (嶋﨑隆一郎 著・文化出版局)


 

厳しいまなざしで囲み製図を確認。

男らしい直線。

「わ」にとったり!

ごしゅり、ごしゅり。。。。まち針なし、ウエイトだけで裁断。

男は臆病なところがある。ごり、ごりっりっり。。。と縫い代の印つけ。

裁断完了。

力布は険しき山のごとく。。。凛々しい。。。

 

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