?と思ったので調べてみました。
僕の中では布地の厚さでデニム>ダンガリー>シャンブレーなのだろうと思ってましたが。。。
(語感からといった方がいいかもしれません「シャンブ」より「ダンガ」の強そうなので)
正解は「今はもう大きな違いはない」 というカオスな状態のようです。
本来は。。。
シャンブレー=タテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸をつかった平織り
ダンガリー=タテ糸に白糸、ヨコ糸に色糸をつかった綾織り、と
「タテ糸・ヨコ糸・織りとも明確に違いがあった」みたいですが
辞典の中でも「現在ではタテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸をつかった平織りのダンガリーもつくられている」と
開き直りともとれる言い切りで 締められています。
実際、ミホ先生も「もうずいぶん前から綾織りのダンガリーを見かけなくなった」ということでした。
ということでfab-fabricではシャンブレーの特徴である「霜降り状の風合い」が強いものをシャンブレー
「タテヨコ×色糸白糸を組みあわせた平織り・綾織りの薄地〜普通地」をダンガリーと呼ぶことにします 。
(ちなみに、これまでもそうして商品名にしています、とミホ先生)
今回は4種類のシャンブレー、ダンガリーを追加しました。
正直、ズームでみないと風合いの違いがわかりにくいですが、厚さとハリで用途に向き不向きがあります。
コットン×無地(ブルー)×オックスフォード・シャンブレー
こちらは厳密にいうと「オックスフォード」の1種になりますが 、タテ糸にブルー、ヨコ糸に白糸をつかって
シャンブレーの霜降り状の風合いが出ています。ふつう、オックスフォードでオーバーシャツのようなものを
つくるとどうしても「ノッペリ」とした雰囲気になりますが、この布地はきれいなグラデーションと光沢があるので
そうはなりません。チュニック風のオーバーシャツに推したい布地です。
コットン×無地(サックスブルー)×薄ダンガリー
こちらは薄地のダンガリーです。色はグレーがかったブルーで布地の薄さともあいまって、とても清涼感があります。
透けがあるので、「シャツ・ブラウス」向きです。
コットン×無地(ブルー)×ダンガリー
ネップの自然な風合いが気に入っています。「ダンガリーらしいダンガリー」です。
シャツ・ブラウスはもちろんですが、透けにくいので「ワンピース・チュニック」にもいいと思います。
コットン×無地(ダークネイビー)×ダンガリー
こちらは見た目は普通のダンガリーですが、パリッとしたハリがあるので「パンツ・スカート」向きです。
逆にトップス〜ワンピースにはハリが強すぎて不向きです。
ダンガリーはコーディネートもしやすく、ながく使えるものができると思います。
「厚さ」と「ハリ」で選んで、いろいろつくってみてください。