「シンプルワードローブ コーディネートが楽しくなる服」 (大川友美 著・文化出版局)をつかって作例をご紹介致します。
今回はこちらの「ベルスリーブコート」をつくってみました。
「コート」となっていますが、ワンピース・チュニック的につかえそうなアイテム。
すこし肌寒い春先の活躍をイメージして、材料は表面が起毛した「コットン×チェック(グリーン&ブルー)×フランネル」をつかいました。
コットン×チェック(グリーン&ブルー)×フランネル
このシックで落ち着いたトーンのフランネルは、表面の起毛がチェックのコントラストをやわらげていて
やさしい雰囲気があります。裾にかけてのAラインとの相性がいいだろうとチョイスしてみました。
実はこの作例をつかって、チェックの「柄合わせ集中講義」を計画してました。
ただ、このデザインは前身頃と後ろ身頃の間に「脇」というパーツを挟む形になっていて
いきなり応用編では、説明がよりわかりづらくなるなぁと断念しました。
(月内には実施したいと思っていますが。。。)
これからあたたかくなってくると、コットン、リネンのチェック柄やストライプ柄で
つくって頂きたいアイテムが増えてきます。
その一方で「柄合わせは面倒&苦手」という方も多いと思うので
ぜひ集中講義でマスターして頂いて
「チャラ♪ヘッチャラ♪」(正確にはCHA-LA HEAD-CHA-LA)と、鼻歌でも歌いながら
柄合わせして頂けたらと思います。
すこし話は逸れましたが、出来上がりはこんな感じです。
ウエストのベルトでラインが調整できるのもいいです。キュッとタイトめにしたり。。。
以下、製作のまとめです。
<材料>
コットン×チェック(グリーン&ブルー)×フランネル(@850×3.4m=2,890.-)
その他の材料
接着芯 90cm×1m
ボタン 直径1.3cm×8個(本の作例では直径1.8cm×6個です)
※本の作例では接着テープもつかわれていますが、こちらのフランネルは伸びがないので使用しませんでした
<パターン>
「シンプルワードローブ コーディネートが楽しくなる服」 (大川友美 著・文化出版局)
<つくりかたのポイント>
本の作例ではボタンは「直径1.8cm×6個」使用していますが
小さめのボタン(1.3cm)を多く(8個)つけて1枚でも着られるワンピース風コートにしました。
つかう布地で印象がかわるように、ボタンの大きさ・配置(数)でもかなり雰囲気がかわります。
<製作時間の目安>裁断〜完成まで
8時間