布地は「素材×色柄×織り編み」で表現されます。
これを料理に置き換えると「素材×味覚(甘味・酸味・塩味・苦味・うま味)×調理法」となって
たとえば、鶏の唐揚げは「鶏肉&片栗粉×塩胡椒×揚げる」になります。
料理の基本は「いい素材」を使うことです。
そして、その素材が持つ味を引き出す、シンプルな味付けと
手間をおしまない丁寧な調理があって、おいしい料理になります。
僕は最後の晩餐は、いいお米を完璧な水加減と火加減で炊いて、つくった「おむすび」と決めています。
その嗜好を反映してか、「いい素材をつかって、シンプルだけど、ていねいに織られた布地」を
見るとついつい仕入れてしまいます。
そういう意味では、「プリント」された布地は「ふりかけ」的で。。。(「ゆかり」は好きですが。。。)
余程、気に入らないと手を出しません。(笑)
で、ここまで書くとお気づきだと思いますが
今、僕は「そうか、刺繍でいってみよう」となっています。
刺繍は「ソース」なんじゃないかと。。。
ソースづくりは時間と手間のかたまりのようなものです。
一度焼いて、香ばしさを出して、スパイスを絶妙なバランスで加えて、出汁でのばして、煮詰めて。。。
「いい素材×シンプルな味付け×ていねいな調理」の料理とあわせて
「時間と手間のかかったソース」 をつかった料理もご紹介していきたいと思っています。
オンラインストアでお出ししていますので、是非ご賞味ください。