パターンは月曜日にご紹介した「FAB #037 ギャバジンのスプリングコート 」と同じですが
前あきは右身頃にボタンホールをあけて、ボタンが見えるようにアレンジ。
内側の縫い代ははロックミシンをつかわずに「折伏せ縫い&パイピング」で仕上げました。
こちらの布地はボンディング加工(2枚の布地をぴったりと貼り合わせる)されているので、厚みとハリ、強度があります。
裾がひらっとすると、カーキベージュが裏地のようにのぞくので、「折伏せ縫い&パイピング」でキレイに仕上げました。
1着目をロック仕上げで完成させて自信がついたら、2着目は少し内側にも凝ってみる。
そんなイメージでつくってみました。
製作のまとめです。
<材料>
コットン×無地(カーキベージュ&パープル)×ブロードボンディング(布地幅108cm@1,680×2.8m=4,704)
そのほかの材料
・バイヤステープ(12mm両折×3m)※ポケット・袖(前側)・アームホール
・接着芯=90cm幅×1.2m
・ボタン=直径2cm×5個
<パターン>
あきの縫い方の基礎(水野佳子 著)
<つくりかたのポイント>
・本では「比翼あき」になっていますが、右身頃にボタンホールをあけました(タテの中心にラインができてシャープな雰囲気に)
・ちらっと内側がのぞいたときに差が出る「縫い代の折伏せ縫い&パイピング仕上げ」
・今回アレンジした箱ポケットのつくりかたは「ハイカラーコート」の章を参考にされてください
<製作時間>裁断〜完成まで
15時間