FAB #087でご紹介しておりました、「いつもの服、きれいな服」(大川友美 著)のキモノスリーブのプルオーバー。
今回はローンとボイルで、シマシマ(縦縞横縞)&シワシワ(ワッシャー)でのご紹介です。
まずは、ローンちゃんから。
ボーダーは海を連想させます。
が、この淡いサックスのボーダーはギラギラと照りつける太陽とビーチより、
海辺のカフェのサンシェードを通り抜ける潮風が似合います。
さらりとしたワッシャーは肌にベタつきにくく
逆光で浮かぶ、うっすらとした透け感がなんとも涼しげです。
つづいて、ボイルちゃん。
淡く浮かぶようなペールブルーとネイビーのストライプはピッチが広めで、抜けがよく
なめらかでマットなツヤは白地によく映え、こちらも清涼感ばっちり。
コットボイルならではの、しっとりとした風合いも上質なものです。
製作のまとめです。
●ローンワッシャーのプルオーバー
<材料>
コットン×ボーダー(サックス)×ローンワッシャー_イタリア製(@1,720×1.3m=2,236yen)
そのほかの材料
衿ぐりバイヤス布)コットン×無地(オフホワイト)×ローン(@970×0.5m=485yen)
伸び止めテープ)10mm幅×65cm
●ボイルワッシャーのプルオーバー
<材料>
コットン×ストライプ(ペールブルー&ネイビー)×ボイルワッシャー(@1,180×1.3m=1,534yen)
そのほかの材料
衿ぐりバイヤス布)コットン×無地(オフホワイト)×ローン(@970×0.5m=485yen)
伸び止めテープ)10mm幅×65cm
<パターン>
いつもの服、きれいな服 (大川友美 著)
※製図(サイズはフリーサイズです)
<つくりかたのポイント>
・衿ぐりには形崩れを防ぐため、伸び止めテープを貼っています
・衿ぐりのバイヤス布は、表地の柄にひびかないよう、オフ白のローン無地を使用しています
・柄合わせと裁断について
→ボーダー地は肩中心ラインを白地部分に合わせて、前後の脇でボーダー柄が合うように裁っています
→ストライプ地は前中心にペールブルーのラインを配置するとバランスがよくなります
<製作時間>縫製〜完成
3時間