女の子の服は「おしゃま感」が大切だと、fabちゃんは考えます。
大人服をそのままギュッと小さくしたようなデザインで
大人服につかわれる、いい風合いの布地をつかってつくる子供服には
なんともいえないアンバランスさが出ます。
これが「おしゃま感」です。
子供服は「すぐ大きくなって、着られる期間が短いから」と
布地の風合いより、かわいい色柄かどうかで選ばれることが
多いのだと思いますが、これはとってももったいないことだと思います。
いい風合いの布地とは、使うほどに、その風合いが増す(よくなる)ものです。
お姉ちゃんが大きくなって、着られなくなったら、妹が「やったー!」と喜ぶような
子供服のリレーができるような風合いの布地でつくって頂きたいと。
用尺が少ない子供服だからこそ、と思うのです。
そういう意味で、久留米絣でつくる子供服はとっても「おしゃま」です。
「おばあちゃまの焼いてくださるスコーンが楽しみだったの!」とか、言われちゃいそうです。
女の子は、どんなにちいさくても、「女のひと」な感じがします。そのアンバランスさを「おしゃまさん」と言うんだろうと。。。
かわいすぎない水玉柄の久留米絣。
カシュクール(前身頃を着物のように打ち合わせに)仕立てにすることで
大人っぽく、おしゃまさんな1着になりました。
製作のまとめです。
<材料>
久留米絣(布地幅38cm@2,100×2.7m=5,670)
そのほかの材料
ストレッチ伸び止めテープ(8mm幅×80cm)
ボタン(1cm×4個)
<パターン>
fab-fabricオリジナル
<つくりかたのポイント>
・スカート部分は着尺(38cm)を3丈分、筒縫いでつなぎます
・身頃をカシュクールにすることで、ずいぶん大人っぽくなります
<製作時間>裁断〜完成
6時間
さあ、いよいよ明日からはじまる「ふだん着の久留米絣展」。
昨日の時点では、アドリブ&アイデアで、たぶんとしていた「久留米絣のカットクロス」も
本日、うなぎさんから「100枚確保!無事、100枚確保!」の連絡が入りました。
企画段階では、人気爆発だろうと予想していた「キッズチューリップハットづくり」ワークショップも
まだ余裕があります(笑)メールか電話でご予約ください。
くわしくはこちらの記事をご覧ください。
「ふだん着の久留米絣展」(5/10・金〜5/19・日)のごあんない ワークショップや展示、久留米絣の販売まで、いろいろやります