知れば知るほど楽しくなる。
最近つくづく、そう思うようになりました。
お店をはじめて、オンラインストア用の商品画像が必要になり
写真をまじめに撮り始めたのですが、デジタルカメラは
ある程度の機材を使えば、あまり知識がなくても
それなりの写真が撮れます。
それなりの写真を撮れるようになってくると、もっとそれなりの写真が撮りたくなって
構図、露出、レンズの画角、明るさ、カメラのセンサーサイズ等々
調べていくと、「そうだったのか」の発見があります。
実際に、写真がよくなっているかどうかは別にしても
シャッターを切るときに、「これは(いいのが)撮れたんじゃない?」の手応えみたいなものが感じられるようになりましたし、なにより写真を撮るのがより楽しくなってきました。
プロフェッショナルになると、次元の違うところで、楽しさとあわせて苦悩があったりするのでしょうが、純粋に「楽しい」「楽しめる」のは、大いなるアマチュアリズムの特権です。
これは、服づくりも同じではないかと思います。
パターン集に付属の実物大パターンをつかって、1着、2着、3着。。。
布地を変えて、1着、2着、3着と、ひと通りつくれるようになってきたら
「ここをもう少し、あーしたい、こーしたい」となるのは人の性。
そんな皆様におすすめしたいのが、「誌上・パターン塾シリーズ」です。
vol.1トップ編、vol.2スカート編に続いて、「vol.3パンツ編」がリリースされました。
パンツは運動量とゆとりを考慮しながらのアレンジが求められるアイテム。
しっかり基本を理解することが、応用への近道です。
縫い方の基本から、ファスナーあき、片玉縁ポケットなど部分縫いについても詳しく解説されています。
集中講義では、オリジナルパターンの製図まで、フォローされています。
徹底解説、全180ページ、オールカラー。
知れば知るほど、パンツづくりが楽しくなる1冊です。
誌上・パターン塾 Vol.3パンツ編(文化出版局編)1,836円(税込)