今回は、大川友美著「いつもの服、きれいな服」より、ボートネック・プルオーバーの作例をご紹介します。
なんといっても、ポイントは肩で前身頃と後ろ身頃が重なった、ボートネック。
これなら無地の布地でつくっても、のっぺりとはなりません。
衿ぐりは本の作例では、共布の縁とり布でくるむ仕様になっていますが、今回の作例では、衿ぐりは裏からバイヤス布で身頃とフラットになじむよう、かるく処理し、サッカーの涼感をいかす仕上げにしています。
袖口は折り返しでカジュアルな雰囲気。
裾のスリットも涼感ばっちりです。
それでは、製作のまとめです。
<材料>Mサイズ
コットン×無地(アンティークゴールド)×ローンサッカー_全5色(@1180×1.2m=1416yen)
※生地幅118cmですので、前・後ろ身頃が横並びに裁てます
※そのほかのサイズの用尺 Sサイズ(1.2m) Lサイズ(1.4m)、LLサイズ(1.4m)
<パターン>
いつもの服、きれいな服 (大川友美 著)
<つくりかたのポイント>
・本の作例では、衿ぐりは共布の縁とり布でくるむ仕様ですが、今回の作例では、衿ぐりはバイヤス布でフラットに仕上げています
・薄手ですが、コシがあり、縫いやすい布地です
<製作時間の目安>
3時間
今回、ご紹介したパターンには、こちらの布地も適しています。
コットン×無地(ピーチ)×シャンブレー_全3色
コットン&ポリアミド×無地(ストーングレー)×ブロード_イタリア製
コットン&ポリエステル×ボーダー(アッシュブルー)×ボイルサッカー
ポリエステル&シルク×トライアングル(アボカド)×ジャガード