オリジナルパターン#017ヨーク切替フレアスカートのつくりかた。
今回は、「縫製手順4)表スカートと裏スカートを縫い合わせる(ファスナー部分)」を解説します。
準備編 |
生地を裁断し、接着芯を貼る |
縫製手順1 |
スカートとヨークを縫い合わせる |
縫製手順2 | コンシールファスナーをつける |
縫製手順3 | 裏スカートと裏ヨークを縫い合わせる |
縫製手順4 | 表スカートと裏スカートを 縫い合わせる(ファスナー部分) |
縫製手順5 |
表スカートと裏スカートを縫い合わせる(ウエスト部分) |
縫製手順6 | 裾を仕上げる |
全体の縫製手順は以下の通り。
縫製手順4) 表スカートと裏スカートを縫い合わせる(ファスナー部分)
1.ファスナーの務歯から縫い線、縫い線から裏後ろ端が同じ長さになるように合わせて、ファスナーテープ端から0.1cmで縫う。(あき止り下1cmまで)
針を刺した状態で押え金を上げ、裏地のあき止りから針の1mm手前まで、斜めに切込みを入れる。
ファスナーの務歯から縫い線、縫い線から裏後ろ端が同じ長さになるように合わせて、ピンでしつけをします。
ファスナーテープ端から0.1cmで縫います。(あき止り下1cmまで)
※押え金は、細いもの(画像は2mm幅のもの)に替えると、縫いやすいです。
あき止まり下1cmまで縫い進んだら、針を刺した状態で押え金を上げ、
裏地のあき止りから針の1mm手前まで、斜めに切込みを入れます。
2.表地のみを反時計回りに回し、ファスナーを横にする。(ファスナー中心から裏地中心が水平になるように合わせる)
テープ端1mm手前まで直角に縫う。
(針を刺したまま)表地のみを反時計回りに回し、ファスナーを横にします。
テープ端1mm手前まで直角に縫います。
3.針を刺した状態で押え金を上げ、裏地のあき止りから針の1mm手前まで、斜めに切込みを入れる。
針を刺した状態で押え金を上げ、
ファスナーを手前に向け、
裏地のあき止りから針の1mm手前まで、斜めに切込みを入れます。
4.表地のみを反時計回りに回し、ファスナーテープ端と裏地端を平行に合わせ(1と同幅)、テープ端から 0.1cmでウエストまで縫う。
針を刺した状態で、表地のみを反時計回りに回し、ファスナーテープ端 と裏地端を平行に合わせ(1と同幅)、テープ端から 0.1cmでウエストまで縫います。
5.アイロンで整える。
アイロンの先端を使い、縫い線を整えます。
次週、「縫製手順5)表スカートと裏スカートを縫い合わせる(ウエスト部分)」「縫製手順6) 裾を仕上げる」で完成です。