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fab-Tubeでお伝えしていきます。

代表の池田です。

オンライン通販で布・生地を販売していて、実感する課題は「質感をどう伝えるか」です。

これはfab-fabricをはじめる前から、「あたらしく布をネットで販売する」という話をすると

ほぼ100%の確率で「布はさわり心地とかあるから、むずかしそう」というツッコミを受けるほど

誰もが想像できる課題です。

でも、はじめる前から(たぶん大丈夫という)解決策は考えていました。

 

昨年の春、旅行に行くときに動画をたくさん撮るぞと、ある動画グッズを購入しました。

FLYCAM(フライカム)というスタビライザーです。

スタビライザーは歩きながら動画を撮影する時などに手ぶれを防ぐための機材です。

プロフェッショナル仕様のものは身体に装着して使う大がかりで高価なものですが

このフライカムというのはそれをやじろべえの要領で単純化した、手の届く簡易型のスタビライザー。

お値段はたしか2万円ちょっとしたと思います。

 

困ったのはその設定。

ボロボロの段ボールに入った、MADE IN INDIAのそのブツにはマニュアルすらありません。

はて、どうしたものかと救いを求めたのがユーチューブ動画でした。

FLYCAMの存在もユーチューブで知りましたから。(こんなブレない動画が撮れるのかと即検索&注文)

みんな自分の撮った作品をアップしていたりするのですが、その使用感(レビュー)や設定方法をくわしく

説明している動画もあって、それを参考に設定することにしました。

イタリア人のおじさんが、懇切ていねいにつくった説明動画を手がかりにしました。

言葉はわからないけど、何をしているのかはなんとなくわかる。

この動画のおかげでぼくはこの難敵FLYCAMを攻略することができたのです。

そのときメモはいまもいつでも引き出せるようにEVERNOTEに格納しています。

 

この経験からの気づきが大きかった。

情報の伝わりやすさでは、文章より写真、写真より映像(動画)。

こう書くと至極あたりまえのこと。でも、考えてみたこともありませんでした。

文章+写真はこれまで仕事でふれる機会がありましたが、動画はただ自分や家族、友人が

見て楽しむもので、それをつかって自分でも「ひとに情報を伝えることができる」とは思いもよりませんでした。

 

この気づきがから、ソーイングと布地の販売(通販)に対するひとつの答えが出ました。

写真に加えて、動画を使えばソーイングの教科書では伝わりにくかった「コツ・ヒント」が

オンラインストアの文章や写真だけでは伝わりにくかった「布地の質感」が

(すこしでも多く)伝えられる。

それがぼくのあたまに浮かんで、整理された解決策(らしき)アイデアでした。

 

前フリが長くなりましたが、なぜfab-Tubeなのかということをお伝えしたっかので。

「これくらい見せればわかるだろう」というのは売る側の論理。

一方、実物をさわることなく買う側の論理では「(売る側は)少しでも多くの情報を提供すべき」となります。

これはネットショッピングを多用するぼく自身の感覚でもあります。

 

これまで、いろいろと布の動画は試作していたのですが、納得いってなくてアップしていませんでした。

ようやく「伝わるかも」というレベルに達したので、「fab-Tubeでお伝えしていきます。」という宣言を

させて頂いた次第です。

 

こんな感じで布・生地のfab-Tubeは写真の連続する商品詳細ページの一番下に配置するようにしていきます。

もちろん、YOUTUBEのfab-Tubeチャンネルにもラインナップしていきますので

こちらも覗いてみてください。

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