チノちゃん「ねぇねぇ、fabちゃん。ちょっと、聞いていい?」
fabちゃん「どうしたの、そんな深刻な顔して。。。」
チノちゃん「いや、fabちゃんはいつも『うわぁ、君たちいいねー!』って、私たちのこと褒めてくれるけど。。。」
fabちゃん「けど?」
チノちゃん「なんか、自信がないっていうか、私たち地味だし、fabちゃんはほんとはもっと明るくて、華のある子の方が。。。」
fabちゃん「好きじゃないのかって?」
チノちゃん「私たちだってツヤとかはそれなりにあるし、ハリもあって、服に仕立ててもらえれば、わかってもらえると思うんだけど。。。」
fabちゃん「そうだね。それを『仕立て映えする』って云うんだよ」
チノちゃん「シタテバエ?」
fabちゃん「チノちゃんは友達がたくさんいるよね」
チノちゃん「うん、多い方だと思うけど。。。」
fabちゃん「でも、みんなはチノちゃんみたいに、仕立て映えするするかなぁ?」
チノちゃん「そうじゃない子もいると思う」
fabちゃん「じゃあ、ここにいる子はどう?」
チノちゃん「みんな。。。すると思う、仕立て映え!」
fabちゃん「僕は布地屋さんをはじめるときに考えたんだ。ふつうの人が、ふつうに手に入るパターンをつかって、じぶんで服をつくるための布地に必要なことは何かなって。」
チノちゃん「なんか、むずかしそう」
fabちゃん「むずかしくないよ。答えはとってもシンプルなんだ。仕立て映えすること、それだけ」
チノちゃん「でも、仕立て映えしない布地でも、すっごく縫うのが上手な人だったら、かっこよくできるんじゃないの?」
fabちゃん「たしかに、すこしはよくなるかもしれないけど。。。でも大切なのはふつうの人がつくった服でも、仕立て映えする布地を使えば、既製服に見劣りしないどころか、既製服以上の仕上がりだって不可能じゃないってことなんだ。たしかに、高価な布地は仕立て映えする。でも、手頃な価格の布地でも、仕立て映えするものはたくさんあるんだ。僕はそういう布地、そうチノちゃん達が大好きなんだ」
チノちゃん「fabちゃん。。。」
fabちゃん「きょうもオンラインストアにチノちゃんの友達を紹介できたし、明日明後日はお店がお休みだから、ゆっくり服をつくろうと思ってるんだ。力になってくれるよね」
チノちゃん「うん、がんばる」
オンラインストアにチノちゃんのお友達を追加しています。
週末、お時間ございましたら、よろしくお願い致します。