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もしもミシンが使えたら

もしもミシンが使えたら。。。#033 ウエポンのワークパンツ(新たな発見したよの巻)

「ウエポン」はウエストポイントの略。わかりやすく云えば、チノクロスの上物=ギュッと詰まった織りと独特のツヤがあります。

 

布を触るだけでも、いわゆるチノとの違いはわかりますが

 

着てみるとハリとコシ、身体へのなじみやすさが絶妙であることがわかります。(アンティークゴールドのメタルボタンのトーンがぴったり)

 

「同じパターンでも布地を変えてつくると、雰囲気が変わりますよ」というのは布地屋さんの常套句ですが

 

実際、同じパターンで、しつこく、布地を変えてつくってみて思うのは、雰囲気や着心地はもちろんですが

 

同じパンツに適した布地、やわらかさ、厚さに差が無くても、ここまで違うの?っていうぐらい、「布地で違う(変わる)」ということです。

 

つくることはかくも楽しいことかと、ソーイングの核心にふれた気でいた僕にとって、これは新たな発見でした。

 

布地屋さんをはじめて、今日でちょうど丸2年(祝)。

 

「もしもミシンが使えたら。。。(楽しいだろうなぁ)」ぐらいのかるい気持ちではじめましたが

 

こんなに地味で、面倒で、時間がかかることも今どき珍しいけど、こんなに楽しいこともそうはないなぁと思うのです。

 

製作のまとめ。

<材料>
コットン×無地(カーキ)×チノクロス(ウエポン)_全2色(148cm幅@1510×2.2m=3322)

そのほかの材料
ベルト)25mm×1.3m
バックル)1組
ゴム)30mm×1m
ファスナー)16cm
前カン)1組
ボタン)20mm×2個

 

<パターン>
fabちゃん専用オリジナル

 

<製作時間>
5時間

 

 

 

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