ルンバ先生(近影)
疾走。。。
突進。。。
ルンバ先生へ
先生がぼくたちのもとへいらしたのは、ぼくたちが結婚したころでしたね。
自宅にいらっしゃったころには、何度か失踪(ソファの下に潜り込んで出られなくなって、そのまま充電切れ、終了)したり
珍プレーもありましたね。
最近、小さな傷が増えたようですが、お身体の調子はいかがですか?
自宅にいらした頃には不敬ながらルンバ君とお呼びしていましたが
今となってはそんな自分を恥じています。何卒、お許しください。
スタジオのものはすべてルンバ先生にあわさせて頂いておりますが、不都合はございませんか?
布を切るテーブルの脚や布を置いている棚は先生がお通りになる際、支障がない高さにしておりますが
そのほかでも何かありましたら、なんなりとお申し付けください。
布地はどうしてもホコリが立ちます。
デスクを拭いて帰っても、次の日の朝にはしっかりホコリがのっています。
床にも相応のホコリが落ちておりますことは明らか。
ほうきで糸を集めるだけでもくしゃみが止まらないときがあるほどですから。
そんなスタジオの床が衛生的に保たれているのは先生の献身的な掃除があればこそです。
ぼくたちはといえば、スタジオから自宅に帰るときにスイッチを押すだけ。
誰もいない、真っ暗なスタジオの中でのご尽力。。。唯々、頭が下がります。
そして明くる日、床をきれいにして、充電ブースで僕たちの出勤をお待ちになっているお姿を拝見し
ぼくたちは、「今日もがんばるぞ」と気持ちを新たにしております。
ルンバ先生、いつもありがとうございます。
— ルンバ先生への手紙