「もう、そろそろ、ハーフパンツつくったら?」
「あわてるな、梅雨が明けたら、サクサクっとつくるから。。。」
そんな台詞だけを吐き捨て、地づめだけして放置していた激渋キャメルのキャンバス。
もう1回、霧吹きをして、折ジワを取り除くところからスタートです。
「おっと、今回はポケット外付けにするんだったわ。。。まさか、ポケット分の用尺が足りんことはないよね。。。」
(スッー、スッー、スッー。。。)あちゃー、足りやん!
「ミホ先生、用尺、ポケット分が足りんばい!」(被害者の体で、強気に)
「大きいのから置いてった?」
「あたりまえやん!」(それでも、強気に)
「入るの確認してカットしたけん、入るよー」
「だけん、入らんとってー」(絶対、入らん、強気に)
「どうやって、置いとうとー?、こうやって、置いたら、入るっちゃん」
「んっ?」
ムダなく、置けました。。。
試し縫いに使う量ぐらいしか、ハギレはでませんでした。(心置きなく、ポイッってできる量)
恐るべし、ムダなし裁断。
教訓:ムダなし裁断は型紙から。
パターン集の用尺の目安がじぶんがつくろうと思っている布地の幅と違う場合は
(目安が110cm幅×2.2mとなっていて、つくりたい布地が140cm幅→2.2mいる?な場合)
先に型紙をつくって、レイアウトしてみると、ムダのない用尺がわかります。
布地の縮みもありますし、ギリギリは危険ですが、妙に余るのはもったいないので
つくるものが決まっている場合は布地を買う前に、型紙をつくられることを
おすすめします。
と、布地屋泣かせの教訓が出たところで、次回につづきます。