これをつくるんだったら。。。
7分丈のコート(「ジャケットとコートの手ほどき」 小杉早苗 著)
デザインを選ばないコート地=フラットで織り地に変化が少ないもの(厚めのフラノ、メルトン、ビーバー等)はお好みで大丈夫です。今回は織り地に変化があるものでピックアップしてみます。
これですよ!その1(本命)
ウール×無地(ガーネット)×かわり織(2,660yen/m)
・両面(表裏)同じ立体感ある織
・紡毛特有のざっくりとした手触り
・厚みとコシの中に、身体に馴染みやすいやわらかさがあります
→黒みがかったディープトーンなので、織り地の立体感がうるさくありません。
これですよ!その2(雰囲気アレンジ)
ウール×無地(カーキブラウン)×厚カルゼ(3,070yen/m)
・凹凸がなくフラットな、カルゼ
・ギュッと詰まったボリュームある厚みと、身体に馴染みやすいやわらかさ
・目は詰まっていて、しなやかなコシがあります
→クラシカルなデザイン=ウエストのシェイプにカルゼの斜めの織り地は映えると思います。
これですよ!その3(意外にぴったり)
ウール×チェック&無地(ネイビー&グレー)×ツイード&カルゼ(3,450yen/m)
・2枚の布地(ツイード地とカルゼ地)を糸で貼り合わせた、Wフェイス地(両面使えます)
・両面とも同じ風合いで、ふんわり起毛しています
・織りのざっくり感はありますが、チクチクはしません
・しっかりとした厚みの中に、ハリとコシ、馴染みやすいやわらかさの両面があります
→接着芯、裏地なしでコートにできるWフェイス。画像のチェックの面=ツイードの面を内側に、カルゼのを表地につかうのもありです。(チェック=ライナーっぽさがあります)