(6/14追記)こちらの作例に使用した布地は完売しました。
今日はチェックのブロードでつくる、正円サーキュラースカートのご紹介です。
ギュッと目のつまった織りのブロードは、しなやかなハリと落ち感があり、ほどよいフレアと、きれいなドレープが出るのが特徴です。
ドレープでチェック柄に動きが出るのも、正円サーキュラースカートならではです。
使用したブロードは生地幅が152cmと広く、生地幅いっぱいに使うと、スカート丈は62cmになります。
※スカート丈62cmは、身長155〜160cmぐらいの方でヒザ下丈になるイメージです
衿付きのブラウスと合わせて、きれいめコーディネートにも映える丈です。
どうしても撮ってしまう、ひらりカット。
ウエストはゴムです。共布をつかったベルトでシンプルに。
チェックといえば、柄合わせ。
fab-Tube #061 サーキュラースカートのつくりかたと同様に、タテに「わ」にとって裁断する手順をご紹介しておきます。
まず、布地をタテ方向に「わ」に置きます。
これは横から見たところ。手前が布地の耳です。布地の柄が合うように重ねます。
重ねた上端(「わ」の反対側)も柄がきれいに重なっていることを確認して下さい。
布地の柄をあわせて、タテに「わ」にとれたら、型紙を置いて半円ずつ裁断していきます。
型紙は、チェックの柄が前後・左右対称になるように置きます。
今回はスカート丈62cmで、生地幅いっぱいをつかいますので、型紙は耳にかからないギリギリに合わせつつ
前後の中央を、「ブラックのラインの中央」にくるように合わせると、前後左右対称になります。
製作のまとめです。
<材料>
コットン×チェック(ブラック)×ブロード(@1,290×1.7m=2,193yen) ※完売しました
そのほかの材料
ゴム1.5cm幅×66cm(ウエスト64cm+縫い代2cm)
<つくりかたのポイント>
・型紙のつくりかたと縫製は、FAB #050 おしゃまさんのサーキュラースカートを参考に。
※作例はスカート丈=62cm ヒップ=90cm(ヌード寸)
・円形の裾は三つ折りを細く(出来上がり5mm)仕上げるときれいです
大人のサーキュラースカートは、FAB #069 コットン&リネンのブロードでつくる、大人のサーキュラースカートでもご紹介していますので、あわせてお読み下さい。
<製作時間>裁断〜縫製
3時間